

映画版
もうね、完全に堤真一と松雪泰子のための映画。福山雅治は準主役。北村一輝は次点。柴咲コウにいたってはいてもいなくてもいい存在になってます。
原作を読んでいない人、もしくはこれからも読むつもりのない人が観ればそこそこ楽しめる映画かも。 『容疑者Xの献身』


小説版
『第6回本格ミステリ大賞』
『このミステリーがすごい!2006年版』
『本格ミステリ・ベスト10 (2006)』
『週刊文春 傑作ミステリーベスト10』それぞれで第1位。
さらに『直木賞』で5冠を達成。
言わずと知れた「ガリレオ」シリーズの長編。天才物理学者(湯川、通称:変人ガリレオ)と天才数学者(石神)の知恵比べを主軸に他人には理解しがたい個人的な愛の形を描く。
主人公は当然、湯川なんだけど、この作品では湯川をヒールと捉え石神に共感を持つ人が多い。石神の献身的な行為を気が付くと応援してしまっている自分がいたりする。
劇場版はどうなんだろうか。 『容疑者Xの献身』 東野圭吾


コーヒーチェーン
基本的には紅茶党なのですが、たまには飲みたくなります。スタバも良いですがこちらもオススメです。実際どちらがおいしいかはわかりませんが、まだ国内に数店舗しかないので応援したくなります。 ブレンズコーヒー ラゾーナ川崎店


夏のオススメ映画 ’08
って、もう秋だけど。今日は久しぶりのブログで久しぶりの映画レビュー。
普段は1回の日記で1本の映画を取り上げるんだけど、それは寸評では書ききれないほどの多様解釈が可能な映画か、もしくは明確な意図を持ってるんだけどその本質を導くのに結構な掘り下げをしなくちゃならない映画かって言うワケで、どちらにしても製作者の思惑をおぼろげながらでも理解しなくちゃならないから、どうしても文章が長くなっってしまう。
例えば
『崖の上のポニョ』とか
『イントゥ・ザ・ワイルド』とか
『蛇にピアス』とか
『ダークナイト』とか
『スカイクロラ』とか
『告発のとき』とか
『闇の子供たち』とか
『JUNO/ジュノ』とか
『休暇』とか。
ここまでさかのぼると春の映画になっちゃうけど、このうちのいくつかはそのうち取り上げるとして、今日はそれ以外の映画の寸評でいこうと思う。
今から書くのは別に長いレビューを書くほどの取るに足らない映画というわけではなくて、読む人のほとんどが未見であると想定すると、あまり長々と書かないほうがいいのかなぁと個人的な感覚とし