「におい」を視覚化する

登場人物の感情や苦悩、葛藤、もしくは、その置かれた状況を疑似体験できることが映画の魅力の一つかもしれない。それは巧みなカメラワークやリアルな音響設計などの視聴覚的効果によって可能になるわけだけど、映像表現ではどうしても伝えられないものの一つに「におい」がある。その映像表現のタブーに挑戦し作品として成り立たせしめたのは、ベン・ウィショーの高い演技力とトム・ティクヴァ監督のディテールに拘った演出力に他ならない。 究極の香水を追い求める驚異的な嗅覚を持つ天才調香師の愛と悲しみの物語。

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『パフューム ~ある人殺しの物語~』


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