この世界はファンタジー
約2ヶ月、映画断ちしてました。それまでかなりのハイペースで映画を観ていたので少し控えようかと。それを先週解禁。どうしても観たかったので。 ダークファンタジーの傑作と言われ、今年一番の映画に挙げる人も多いみたいだけど、そこまで大絶賛できるほど内容を理解できませんでした。 1944年のスペイン内戦で父を亡くした本が大好きな少女オフェリアは、大尉であるファシストの義父から逃れたいと願うばかりに自分の中に新しい世界を創り出す。その幻想世界を冒険するお話なんだけど、オフェリアの目には狂気を帯びた現実世界こそがファンタジーに映っていたのかもしれない。 良作であることは間違いないし、その範疇にとどまらない何か突出したものはヒシヒシと感じるんだけど、それを自分の中で消化し切れていない。もう少し考えます。 今の時点での感想としてはファンタジーの皮を被った戦争映画、もしくはその逆って感じ。
『パンズ・ラビリンス』