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さまよう・・・
- matsuokaarchi
- 2009年10月16日
- 読了時間: 1分
妻を亡くし男手一つで育ててきた愛娘を鬼畜ともいうべき少年に陵辱されたその父親。少年法の壁に護られた少年たちに何とか一矢を酬いるために奔走する。 この主人公の父親も警察も常識から逸脱した行動を取るのだが、そこに必然性と説得力を持たせてしまうのが原作者・東野圭吾のすごいところ。東野作品の中では決して飛びぬけたものではないけれど、相変わらず完成度は高いし社会性をもった考えさせる内容ではあった。 しかし映画のほうはまったくダメ。人間が描けてないから父親の怒りも警察の迷いも少年の残虐性も伝わってこない。全ての展開がご都合主義で登場人物の行動原理に疑問ばかりが残る。 映画と原作どちらか一方を選ぶなら後者。両方ならまずは原作から。 さまよったのは刃ではなく観客。

『さまよう刃』 原作・東野圭吾
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